リフォームの共和

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2023.03.02お知らせ

【新築】高気密、高断熱、省エネ、平屋ライクなお家を建築中です。

リフォームの共和では信州健康ゼロエネ住宅助成金を活用して、長野市内に高気密、高断熱、省エネ、平屋ライクなお家を建築中。
今回は高気密、高断熱、省エネの住宅の性能についてご紹介します。

完成模型

 

物件概要

専有面積・延床面積/99.6㎡
間取り/3LDK
材質構造/木造
性能/断熱等級6、耐震等級3、気密性能C値0.3(0.33)㎠/㎡、外皮性能UA値0.3w/㎠k
主な設備/樹脂サッシ、トリプルガラス(アルゴンガス入)、床下エアコン、太陽光パネル、エコキュート、

建設中1階内部

 

断熱等級6の家

断熱等級6は国土交通省により2022年10月に創設された住宅性能表示の新しい等級です。 冷暖房の一次エネルギー消費量の約30%削減が可能な水準で健康で快適な空間と省エネが両立されます。 ZEHを上回る水準です。

建設中1階内部(断熱材施工中)

 

窓には樹脂サッシを採用

樹脂サッシは、気温が低い環境においても、省エネ且つ過ごしやすい環境を目指してつくられたものです。窓枠が樹脂(プラスチック)で出来ています。
樹脂サッシの発祥はドイツで、北米・北欧などの厳しい寒さの地域で普及しています。そのため、長野の厳しい冬にはぴったりです。
今の住宅はアルミ樹脂複合サッシが主流ですが、樹脂サッシの方が気密性、断熱性に優れています。気密性の高い家はお部屋ごとの温度差をなくすことができ、住む方の健康リスクを軽減できるといわれています。

 

窓ガラスはトリプルガラス(アルゴンガス入)

トリプルガラスは3枚のガラスを使用し、ガラスの間に空気やガスを入れた、ペアガラスよりもさらに断熱・遮熱性能が高い窓ガラスです。最近の新築住宅ではこのトリプルガラスを取り入れている住宅が増えています。トリプルガラスは、
1,とても断熱性が高い
2,結露が起こりにくい
3,遮音効果が高い
4,防犯性に優れている
といった特徴があります。そこに空気よりも熱を通しにくいアルゴンガスを封入することで、さらに高い断熱・遮熱性能を実現しています。

住宅の断熱・気密性能を上げるにはサッシとガラスによって「窓」の性能を上げることがとても重要です。そして住宅の断熱・気密性能を上げることはお家で消費するエネルギー消費軽減につながり、光熱費を抑えることができます。

気密試験(C値0.3)

 

エアコン1台の床下エアコンによる空調システム

床下エアコンとは、床下に設置されたエアコンから、各部屋の吹き出し口へ快適な空気を送る空調システムのこと。通常エアコンは1部屋ごとに設置してお部屋を暖めますが、床下エアコンは床下からエアコンの風を各部屋に送らせる方法となります。また、床下エアコンは市販されている家庭用のエアコンを使用するため、初期費用もぐっと抑えることができます。今回のお家ではズバ暖霧ヶ峰MSZ-NXV4022S(畳数目安:14畳用)を設置しました。エアコン1台で家全体を暖めるには高気密・高断熱の家であることが重要です。
そして、気になるのが電気代ですね。電気代を抑えるには、太陽光発電は欠かせません。太陽光パネルでエネルギーを自給し、高気密・高断熱の設計で省エネし、作ったエネルギーを効率よく自家消費する家に仕上げました。

 

エコキュートを導入してさらに省エネ&光熱費を安く

エコキュートはヒートポンプ技術によって空気の熱を利用し、お湯を沸かす給湯システムです。エコキュートはガス給湯器よりもランニングコストを抑えられます。加えて、お風呂の追い炊きのできる製品を使用しています。エコキュートの本体はガス給湯器に比べて高いのですが、補助金を活用して導入コストを抑えました。

 

県産木材の活用

住宅分野における2050ゼロカーボンを実現するために、断熱性能の高い家づくりに加えて、床材にはあづみの松66.10㎡、あづみの桧18.82㎡を使用し、長野県産の木材を積極的に活用しています。

県産材床板(あづみの桧~自然塗装)

 

地震に強い家、耐震等級3

耐震等級とは、建物が地震に対してどのくらいの強さ持っているかを表したものです。等級3は最も高いレベルで、等級1の1.5倍の地震力に耐えられる強度です。震度6強~7レベルの1.5倍の力に対して、倒壊・崩壊しないような強度であり、災害時の救護活動の拠点となる消防署・警察署なども耐震等級3を基準に建築されています。

建設中外観(軸組み完了)

 

お施主様の想い

快適な地球環境を守るためには、私たち個人が排出する二酸化炭素を削減し、カーボンニュートラルを目指す必要があると思います。目先のことにとらわれずに循環型社会に参加することで、環境に配慮した行動をとらなければいけないと強く感じています。技術の進歩、研究開発により、自分たちの行動が数値で分かりやすくなりました。今回新築した住宅で、我が家から排出される二酸化炭素は確実に減ります。快適な住まいで、快適な地球環境を取り戻す、進化していきましょう。

 

現在建築中の「高気密、高断熱、省エネ、平屋ライクなお家」は3月中に完成予定です。お施主様のご厚意により完成見学会を開催する予定です。日程が決まり次第、ホームページでお知らせします。新築はもちろん、断熱リフォーム、省エネリフォーム、減築リフォームやリノベーションに興味がある方におすすめの見学会です。

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